今年の中国最大の大型連休、春節は2024年2月10日〜17日までの7日間となりました。
新型コロナウィルス感染後、初めて迎える本格的な春節ということで、訪日中国人は多いと予想されていました。
2024年2月の訪日中国人は、2019年2月より約26万人も増加しました。
2023年、インバウンド市場が絶頂の中、中国だけがゼロコロナ政策の長期化や処理水問題、
訪日観光ビザなどの政治問題により、他国と比較すると大きな遅れを取りました。
しかし、訪日観光ビザが緩和され、航空便も増加された為、今回の春節で訪日中国人は回復されます。
また、2023年の訪日中国人は1,854,340人となり第3位にランクインされ、2024年はかなりの期待ができます。
今回は訪日中国人の日本への最新旅行トレンドをご紹介します。
現在の中国の旅行トレンドテーマは、自然や体験、経験となります。
本来、中国人の「自由に楽しみたい」というニーズから、団体ツアーが減少し個人旅行が増加している傾向になっています。
中でも、ビーチやウィンタースポーツ、キャンプ体験、サイクリング、街での食べ歩きなどが人気になっています。
地方への訪問が多くなっており、混雑している観光地より自然豊かな場所で家族とゆっくり長期滞在する訪日中国人が増加しています。
また、現代は日本でもトレンドになっている「レトロ」がとても人気が高いです。
中国でも流行している90年代の上海舞台の街が人気となり、国内でもレトロな街に訪れ、
中国のSNSにアップしているのが話題となっています。
今後、日本の昭和な街並みがレトロな雰囲気で魅力的になり、自然や体験ができる観光と同様に、訪日する中国人も増えると思われます。
新型コロナウィルス感染後の初めての春節2月は訪日中国人が多かったため、日本への訪日中国人が増加されることが期待できます。