2024年の桜の開花時期は全国的に平年と比較すると遅くなっています。
北海道の開花時期も平年と比較すると非常に遅く、全国で最も開花が遅い釧路方面では5月上旬に咲きはじめる予想とされています。
桜は日本でも観光資源となっており、特に日本の桜を楽しみに訪日する外国人も多いです。
現在、訪日外国人が日本で希望する体験の中で「レジャー・自然観光」が多くなっており、
日本らしさを体験できる桜ツアーも多く、インバウンドからの人気が非常に高くなっています。
また、季節によって雪や紅葉も人気が高く、新型コロナウィルス感染後は訪日外国人の中でも
雪を存分に楽しむ為にスキーがとても人気となりました。
桜はアメリカやスウェーデン、オランダ、ドイツでも咲きますが、外で宴会や花見をするのは日本が有名であり、
屋外で飲食ができるのも人気の一つとなっています。
また、屋形船から見る花見も人気となっており、今後のインバウンド集客には大きな影響を与えると予測されます。
日本には桜が見られる様々な場所がありますが、その中でも、上野公園や新宿御苑、兼六園、東寺、姫路城があげられます。
3月下旬から5月上旬までの桜シーズンには、多くの中国人旅行客が訪日すると見込んでいます。
特に、内陸部の人々は経験が浅く、日本の都会観光や有名な花見スポットで桜鑑賞をし、
SNS投稿をしているユーザーが多く見られます。
一方、中国都市部の人々はすでに東京や京都を十分に満喫しているため、観光客の少ない所で桜を見ながら、
お酒を飲んでゆっくりと過ごしたい人々が多く、日本に興味、関心が広がっています。
2024年の春節や桜シーズンをきっかけに中国との往来が回復し、訪日旅行市場全体が
さらに活気づくことに期待をしたいです。